おいしいだし 300g
【天然素材の万能調味料(だし・スープ)♪】
スフルの視点 ➤ 40年の研究で生まれた、安全で体にやさしい万能調味料。
固形物の食べられない方の療養食としても使われてます。
一般的な粉末だしとは似て非なる存在です♪
【 解説 】
無塩・無糖・無脂肪・無化学処理で、独自の製法でペプチド化(低分子化)。
原材料は天然素材、イワシ・カツオ・昆布・でんぷん・無臭ニンニクだけです。
そのまま飲めば天然の栄養満点のスープ。
さて、詳細は以下になります。
【 原材料 】
いわし・こんぶ・かつお・無臭にんにくを煮て濃縮させ、デンプンを吸着させて粉末にしています。
【 保存性 】
常温で長期保存可能です。災害時の非常食としても最適です。水に溶かすだけで栄養価の高いスープになります。
【栄養】
タンパク質が低分子化されているので、吸収がよく素早く栄養になります。
【 安全性 】
タンパク質が低分子化されるとアミノ酸の状態になり、赤ちゃんやタンパク質を避けたい方にも、使っていただきやすくなっています。また、製造工程を含め一切の化学処理および合成添加物を使用していません。
【 味 】
塩分・糖分・脂肪分・旨味成分を一切加えていない自然なおいしさは毎日食べても飽きません。
以下、開発者 下瀬輝磨氏の講演より抜粋しました。
「私は魚加工を家業とする一介の魚屋です。ある日、病床の父に「魚一匹、丸ごとの栄養を摂れば、人生は楽しく全う出来る。一生かかってやってみろ。」と言われました。
魚は食べられる部分が40%、食べられない部分が60%です。捨てていた部分を原料にして食べ物を作れということなのです。父の遺言を「海のペプチド」として結晶させるまでに40年を費やしてしまいました。
魚の頭、目の玉、骨、内臓、肉。部位それぞれに性質も違う、固さも違う。相談しようにも相手がいない。考えあぐねたある時、赤ちゃんが飲む"おっぱい"に気づきました。乳とはなんなのか。魚から乳が取れるのか取れないのか。
さて、どうやって魚を乳化させるのか。魚を水とタンパク質と油に別々にするにはどうするか。化学でやったらスパっとアミノ酸と油に分けられる。だが、自然なやり方で分けるのは至難の技でした。
表現が正しいかどうか分かりませんが、従来、食品の世界ではミクロのレベルで止まっていたが、自然のままに分離するには、この先の分子、原子の世界にまで入らないといけないらしい。分子、原子とくれば原子爆弾の世界。私は訪米しペンタゴン(米国防総省)へ行き、NASA(米航空宇宙局)を訪ねました。
1年がかりで化学でなく「科学」で出来る可能性が分かってきました。「膜分離」という考え方。豆腐を布で包んで重しをすれば水分(透過液)が出てくるというやり方です。貰い受けた直径10cm、長さ120cmの「膜」(限外濾過膜)1本を抱いて日本へ帰り着いたときのうれしさ。私が求め続けた天然だし・海のペプチドは、この「膜」の入手によって初めて実現したのです。
煎汁を工業的に取るのは真空高圧煮熟方式です。一定の温度、気圧の装置に魚を丸ごと入れると、骨からもヒレからも目玉からも煎じた汁が出てきます。その加熱蒸気を外気に放出すると爆発状態になり、真っ白な液・エキスになります。
イワシは違います。木っ端みじんにならない部位があります。球状タンパク質というもので、熱に強く、生命力のあるものです。細胞分裂度が高く生命力が強いという点では、カツオも昆布もしかりです。天然だし・海のペプチドの原料として、イワシ、カツオ、昆布を選んだ理由はそこにあります。人間の小腸よりも細かい目の膜を通すと、煎汁に含まれている油の微粒子がきれいに除去され、タンパク質も煮たり、膜を通過させたりすることにより、消化されやすいペプチドの状態になるのです。杜氏の免許を持っている私は、酒造りの技「発酵技術」からも重要なヒントを得ました。つまり、微生物の力を借りて製品をつくり、微生物の力を借りて老廃物や残渣を土に返す自然界の仕組みです。この天然だし・海のペプチドを生み出した一連の技術も、これら自然の超ハイテクから学んだに過ぎません。
今、やっと「ペプチド」という言葉が特定保健用食品として登場してきました。私は物を作る職人として、私の製品の評価は、当製品をまず口にして、美味しいと感じて、興味を持っていただける方々に託したいと思います。
※人間医学社 2001年10月 中庸会にて講演